ライダー映画観ました
11月になったと思ったらどんどん肌寒くなり、寒いと思っていたらもう12月。冷えと暖房によって…という感じで昨日書いた通り、観た映画が貯まっているのでコンスタントに書いていこうと思い翌日。
昨日はスターウォーズについて書きました
今日は仮面ライダーについて書こう。
「平成ジェネレーションズFINAL」観た…のだが、その前に必須な事柄を記さなくてはなるまい。
もう4か月ほど前のことですが、「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルーエンディング」観ました。写真酷いなこれ。久々に映画館でライダー映画を観ましたが、子どもたちの声援が良いエッセンスになって案外良かったり。
いやーエグゼイド面白かったですね。余りにハマったのでコメンタリー上映にまで足を運んでしまった。
エグゼイドの集大成らしく、永夢の人間としての成長した姿とかCRの絆が描かれている作品だった。永夢の医者としての自覚、大人としての意志が一貫して写されていて、TVがドクターたちの姿を群像劇的に描いていたのに対して、永夢メインだったのもいい塩梅。
TVからの「ゲームっぽい殺陣」も劇場版らしいより派手なものが見れたり。
ラストシーンではエグゼイドと次ライダーであるビルドが出会う。ビルドはエグゼイドの「成分」を採取して去っていく、それにより永夢は変身を解かれるという、明らかに後に続きそうな最後で、冬映画も脚本に高橋悠也さん参加してくれるかなあと期待してたところで今回の本題。
「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイド with レジェンドライダー」観ました。
あ、ビルドもかかさず観てます。
映司と弦太朗が久々に登場ということで凄く話題になってましたね。違う件で新宿バルト9に行った時に激混みで何かと思ったら、平ジェネFINALの舞台挨拶が直前まであったとかありました。
今回は平日昼間の人がいなそうな時間に観たのですが、逆に大きなお友達が結構いて笑った。いや僕もその大友なんだが。
現行のビルドに前作のエグゼイド、加えてレジェンドライダー枠でゴースト、鎧武、フォーゼ、オーズと冬映画にしては多数のライダー、加えてアンクが本人登場した今作ですが、適度に冬映画、適度にレジェンドライダーという絶妙なバランス感覚で作られてるなという印象だった。それぞれのライダーのネタ、持ち味も無視せず、だが拾いすぎず。上堀内監督の株がまた上がっていく。
だがオーズだけは扱いが別。手を掴む、自分の手の届く限り手を伸ばす。映司の在り方はそのままで、加えて凄く大人になっているのですが、グリード出現からアンク復活、オーズ変身の流れがオーズメインの映画かと思うくらい「仮面ライダーオーズ」だった。映司役の渡部秀のオーダーみたいですね。最早レジェンドライダーの扱いじゃなかったけど、ウルっと来たので許さざるをえない。オーズファンは命を賭しても観ろ。
各作品と明確に繋がったストーリー。エグゼイドまでの平成二期ライダー世界とビルドの世界は別世界なんですね。この2つの世界の交差を描いていく。ビルドの物語としては14話と15話の間でしょう。エグゼイドの物語としてはトゥルーエンディングの後。ビルドの世界とエグゼイドの世界をそれぞれ互いの人物の目に映させることで、異世界感、そしてそれでも変わらないライダーの意思を描く。
ビルド側で言えば特に長瀬…じゃなくてライダーになったばかりの万丈龍我が彼らしい動機で真に仮面ライダーの仲間入りをするという展開が良い。エグゼイド側は更に成長した永夢の姿。今までなんとなくあった生身での戦闘にもちゃんと理由があるのもエグゼイドらしい。
オリジナルの敵のカイザーもカッコイイ。大槻ケンヂの壊れっぷりも込で。
レジェンドライダーのシーンで流れる歴代の劇伴がまた懐かしい。というかエグゼイドの劇伴ですらもう懐かしい。エンドロールも技巧はないけど演出として、平成2期ライダーの総決算としてよかった。
平成二期作品を観返したくなる作品でした。アマゾンプライム契約したし、長期休暇で見直そう。アマゾンズもいつでも観られるね!
皆アマゾンズ観ろ
あ、アマゾンズ劇場版の発表もあったみたいですね。僕が観た劇場では流れなかった。何故だ。
今回の映画で戦兎の正体についても匂わせる、というかもうほぼ確定の内容がありましたが、それも含めてビルド本編はどういう話になっていくのでしょうか。個人的には火星と言えば宇宙人、ということで宇宙人の侵略とかそういう流れになるのかなあとか勝手に予想したりしている。分断された日本が1つになるにはそれくらいの危機が必要じゃないかなあとか、謎のパンドラボックスとかいろいろあるし。的外れだったらハズカシー。
入場特典も貰えました。