うーはここで色々かくつもり

しがない学生。二次元が理想過ぎて三次が見れない。作家になる為日々精進。

冬木観光に行きました(1)

早く訪れた夏も、暦の上ではもう終盤。だというのにまだまだ暑い日と悪天候の繰り返しが続いて、どうにもしゃきっとしない平成最後の葉月。皆さま息災でしょうか。

というか前回記事書いたの12月…?いや、年明けから書こうと思うような事柄はあったのですが、忙しかったり気怠かったり忙しかったりが続いて疎かになってしまいました。平成最後の夏は買い貯めたゲームソフトを消化しつつ創作を…と考えていたのですが、コミケやバイトで時間の流れがやけに速い。悲しい。

ゲームといえばスカサハ=スカディ実装以来珍しく引きが良かったので、FGOの水着イベント周回だけはずっとやっていた気がする…。

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2部「Cosmos in the Lostbelt」安定して面白いですね。スマホゲームという媒体に合わせた「主人公は貴方」形式の物語(個人的には型月の主人公を自分と同一視する楽しみ方はしないのだが)で、クリプターというもう一人の主人公といえる人物を敵対勢力に於いて描写することで、描くものを他者の内面や(それが殺し合う相手である故に)その人生に広げたより「Fate」らしい物語になった印象がある。更には異聞帯という舞台設定でありながら他作品とのリンクが濃密になってきている気がする。しばらくはFGO(と事件簿とFake)で懐かしの設定有効活用となるんでしょうかね。

あ、不夜城のキャスターことシェヘラザード来ました。爆死した過去

無事Lv.100&スキルマ。絆は今頑張って上げてます。召喚出来てから知ったけど、幕間の物語がアガルタ完結編でおでれえた。割と本編での悪印象を払拭するのに必要な話というか、こういう大事なエピソードが幕間で明かされてるサーヴァントどのくらいいるんだろう。

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ともあれ。折角の夏なのにいつもと変わらない行動範囲にしかいない。

それではダメだ。それらしいことをせねばと思い立って、一週間前に急遽予定を立てて一人旅行に行きました。

行き先は神戸。

f:id:you101611:20180827155050p:plain久々の新幹線でした

神戸と言えば。そう、Fate/stay nightなどの舞台である地方都市冬木のモデルとなった場所。一度行ってみたかったのです。ということで縁の地もそうでない場所も色々回ってきました。

新神戸駅から早速北野異人館へと向かいます。坂が多い街なのですが、案外小さい街で移動は徒歩でも割となんとかなります。坂が多いですけど。

ということで、坂。冬木教会へ向かう道のモチーフですね。坂の途中に教会があったりしました。冬木のとは別物ですが。ここに限った話ではないですが、異人館一帯は平日は殆ど人が居ないものの土日となると観光客であふれていました。

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坂をずっと上った先にある異人館の一つ、風見鶏の館。遠坂邸のモデルとなった館です。明治42年頃建築(昭和58年に保存修理)のもので、国指定の重要文化財です。

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入場料500円を払って中へ。(他の館と合わせて650円で入れる券を買いました。)

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アール・ヌーヴォーと呼ばれる当時の西洋様式に則った、イメージ通りの御屋敷でした。と、同時に当時住まわれていたドイツ人一家の略歴が壮絶で、気の毒になりました。

Fateの聖地として来る人が居ると認識されているのか、凛や間桐家の皆さんや石があったり。

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風見鶏の館のすぐ近くの天満神社から。坂の上、というのは型月定番の舞台の一つ。

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続いて同じく異人館のうろこの家。他の異人館のように当時の住まいを展示するスペースと、美術館として利用されているスペースに分けられています。入場料1000円…なのですが、チケット売り場の押しに負けて(見る時間があったのもありますが)、計六つの異人館に入れる3000円のパスを購入。押しに弱い。

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うろこの家は遠坂邸の居間のモデル。でも事前に調べてたのと内装が変わっていて、中にいるときは正直それと気付かなかった。

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美術館スペースには素人目にも面白い展示が。

フォーク。

トランプ。

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異人館はすべて回りましたが、冬木と関係があるのは上のもののみなのでここでは割愛。

坂と階段が多かった…。しかし、近代の西洋建築をこうして間近で見られるのは貴重な経験でした。屋敷の奥の、主人たちの部屋とは少し下げられた位置にあるメイドの部屋などはなかなか興味深かった。

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場所は移って三宮へ。新神戸のすぐ隣の駅で、こちらも歩いて行ける距離。

冬木教会のモデルであるホテルモントレ神戸――は去年に営業終了。その前に来たかったのですが……。何か名残があるかなと思って立ち寄ってみましたが、見事に何もありませんでした。無念。

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気を取り直して明石へ。駅から見える明石公園(明石城)がメインスポットですが……。

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駅から徒歩で数分の場所にあるのが、衛宮邸外塀のモデルとなっている織田家長屋門。中の開放はされておらず、門は堅く閉ざされているのですが、ちゃんと整備されているのでしょうか?あ、ちなみにここは明石公園の外ですので!ぼくは中か周辺かと思って余計な運動をしました!

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それでは明石公園の中へ。明石城跡でもあるので、またも登る。

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目的地はここ、県立弓道場。私立穂群原学園弓道場のモデルですね。駅最寄りの入口とは真反対の場所にあるので、公園内を見て回りながら行けます。弓道場だけあって閑静、常に使われているようなので迷惑をかけてはいけません。

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次が最後のスポット。

どうしても夜にそれが見たかった僕は、旅館で夕食を頂いた後外へ、海へ。

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流石に夜道は迷いそうだったので、電車で港の方へ。

夜のコンテナ街やクレーンは第四次の初戦を想起させます。台風直後の風が潮の気を運んでくる。

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そのまま神戸大橋を渡る。すると見覚えのある赤い鉄骨が。この歩道は士郎とセイバーがよく反省会していた道ですね。

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そして今回の目当てがこれ。

橋を渡った先の北公園から、夜のこの冬木大橋が見たかった―――。最近のUfotable作品に出てくる大橋からして赤色が綺麗に照り出された光景を夢想していたのですが、本当に期待通りの姿が見られるとは。

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この光景が見られただけでも、神戸に来た甲斐があったというものです。というかこれ見られなかったら、今回の旅行で一番感動したのが行き帰りで観たヴァイオレット・エヴァーガーデンになるところだった。ヴァイオレット・エヴァーガーデン、泣けます。

一泊二日、一日目は台風と、結構大変な旅行でしたが、観光としてはかなり良い2日間でした。向こうでは久々の友人とも会ったり、冬木巡り以外の観光もできましたし。そのあたりの要素はまた気が向いたら書きます。

 

冬木と言えば映画Heaven's Feel2作目がたのしみじゃ…今回行った北公園もあの名シーンの舞台ですし。それまでFGOなり、事件簿なり、Fakeなり、関連作品に触れて待とう。

それはそれとして、ようやく月箱を手に入れた。それはそれじゃな。

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――その日、運命に会う。

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