「逆襲のミュウツー」って言いたくなる【ミュウツーの逆襲 EVOLUTION・感想】
もう7月ですね。だというのに、連日悪天候でしんどい。梅雨って7月だっけ? 雨が降ってると、低気圧で頭痛がしてくるのが大変おつらい毎日であります。
そんな雨の日でも、ポケモントレーナーたるワタシはお外でポケモンを探し続ける。詳しくは月末にまとめてプレイ日記を書くことにしていますが、最近はレイドバトルでミュウツーが捕まえられるという事で、初期のEXレイドをやっていないワタシは是非とも欲しい。別形態のアーマードミュウツーだけども。
ということで、このアーマードミュウツーが登場するあの映画を早速観てきました。
『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』観ました。
ポケモン映画22作目にして、世界的に有名な1作目『ミュウツーの逆襲』を3DCGでリメイクした作品。というか、やっぱり7月は夏じゃないか!!
初日・金曜夜の回に行ったのですが、子連れの客でいっぱいでちょっと驚いた。平日なんて普段大人ばかりなので。同日にトイストーリーが公開だったのも合わさって、映画館が子供でごった返してた。ちょうど3連休前だったのもあるか。ぼくには連休ないけど。
幻のポケモン・ミュウ、その睫毛の化石からある一匹のポケモンが人工的に生み出された。彼の名前はミュウツー。最強のポケモンとして創り出されたミュウツーは、真っ当なポケモンとはいえないその命の意味に苦悩する。さらにポケモンを所有物として扱うロケット団と関わったことで、人間を敵視し、自らを生み出した人間への「逆襲」を決意する。
言わずと知れた名作のリメイク。旧作を観たのが大分昔だったので正直細部まで覚えておらず、これを機に旧作も観たのですが、ストーリーについて手を加えることなくほぼそのままリメイクされてて、逆にビックリした。こういうのって結構変えてくること多いじゃないですか。
旧作の方は完全版を観ましたが、元になってるのは劇場公開版か。なのでアイツーの件はない。あとはポケモンの使う技なんかが後のシリーズから登場した技になってるくらいかな違いは。
ホントにそのまんまリメイクしてるので、ストーリーについて特にあれやこれや語ることもないんですけど、やっぱミュウツーの逆襲面白いですね。ニューアイランドに来たポケモンのコピーポケモンがズラッと登場して以降、物語の雰囲気がガラッと変わって、ポケモン(とコピーポケモン)が可愛いキャラクターから、ケモノのような機械のようなそういうものに見えてくる異質さは本当に独特。そこからのあの有名なラストは、誰もが知ってる展開なのに涙腺が緩む。
3DCGは名探偵ピカチュウの後だしまあまあだなあ、なんて思ってたんですけど、これも旧作の作画観たら結構そのまま再現してた。初代の人間の目あんなに細かったっけ。観てたら気にならなくなってくる感じなのでまあ。綺麗なお姉さんに擦り寄るタケシ久々に観て笑ったし、3Dになると動きが一層気持ち悪くて草。
あと、旧作との違いで言えばアーマードミュウツーがカッコよかった。凄くゴッツくなってて。なんか強そうだけど、拘束具としてもガッチリ締め付けてる感がメカメカしくて、映画の良い掴みになってた気がする。
主題歌の「風といっしょに」が名曲すぎてヤバイ、ってこれも旧作と同様か。映画観てから頭から離れない。
『ミュウツーの逆襲』を観た人も観てない人もきっと心に残る映画だったなと思います。『君に決めた』から最近ずっとポケモン映画イイ感じで良いですね。ストーリーが「いつもの」展開じゃないのが大変よろしい。ゲーム新作後の来年も頑張れ。ポケモン配布もあるといいね!
劇場配信のポケモンが無いの、なんか落ち着かないですね。ソフト全部持ったっけ⁉って心配がない。ピカブイ持ってないけど。
ついでに観た。BWアニメはあんまり観てないけど。『神速のゲノセクト』も観るべきですかね。
次回作の告知がアニメ「サン・ムーン」の作画だった気がしますけど、結局アローラ舞台の映画はやらんのかあな?