自由にあれ新生活【LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-・感想】
平成最後の4月10日おめでとうございます。
面白そうなのが流行ってたので、好きな映画の好きなシーンをつくるきんぱつびしょうじょ。
「助けてをやるか」
— うー@お疲れ様&ありがとう (@U_Unchat11) April 9, 2019
「何?」
「助けて」
「嫌だ」
「好きだった」
「嫌いだ」
「必ず成功する」
「恥ずかしい」
「他に良い手は?」
「無い」
「じゃあやろう」
「『助けて〜』なんてやらない」#再現CGメーカー pic.twitter.com/aZd6OgG6TT
Dance off, Bro!#再現CGメーカー pic.twitter.com/OG2BOoLegq
— うー@お疲れ様&ありがとう (@U_Unchat11) April 9, 2019
それはそれとして、なんかのほほんとしてたら私も新年度始まってたで候。決まったスケジュールで動かないといけないの、嫌だねえ。いや本当に。一気に自分のやりたいことが出来なくなるのがツラミ。まだやり残しがいっぱいあるよお。
己の生活リズムと精神を保つために今週も映画を観る。
「LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-」観ました。最近割にアカデミックな映画鑑賞に寄っていたので、アニオタ向けの映画を観て調整していく。
「平成最後の劇場オリジナルアニメ」と銘打たれた映画作品。平成最後、おめでとう!
4月、京都の大学に進学して新生活をスタートした本天沼久美が亡き祖母の残した家屋の戸を開けると、そこには謎の少女たちが住み着いていた。魔王討伐の為に異世界から転生して来た勇者一行を名乗る三乃ハラミ、舞坂舞、草薙・K、アーネリア。更にかつて彼女らと対峙した魔王ヴァルヴァランも力を失った11歳の無垢な少女らんとして転生していた。勇者一行と元魔王は転生の際に散逸した『魔王の欠片』を回収、更にその『魔王の欠片』の引き起こす事件を解決する使命を帯びていた。しかし、それはそれとして彼女らはこの世界での自由で平和な生活を満喫していて…。
難解という訳ではありませんが、転生云々の部分に関してはオープニングでダイジェスト的に流れるだけなので、観る前に公式サイトでも読んで確認しておくのもいいかもですね。
流行りの異世界転生もの…ではなく逆異世界転生。約1時間の尺で、前半舞台の設定、後半1エピソードという塩梅。勇者たちの戦いと自由な生活との折り合いと元魔王の夏休みが大きな題としてある。その両方に、一行の中で唯一犬の姿に転生させられたアーネリアが抱く不安についてが中心に語られる。この手の作品としてはありがちながらも、このあたりの勇者一行と元魔王の描写は結構丁寧。特に元魔王・らんのキャラクターについては、集めているのがかつての自分の力というのもあって、この映画の先にある「欠片を集め終わった時」にこそ動かしていて面白い人物になりそう。今作の中で一つのゴールとして提示されている「魔王の欠片を全部集めたらどうなるか?」まで観てみたいストーリーとキャラ設定だった。
それだけに、やはり1時間という尺は短く感じた。先述の転生云々に関してに加えて、勇者一行を面倒見ているパンピーの久美がやや薄味。彼女が絵の勉強をしていることが語られ、後半のエピソードの導入になる。その上、亡くなった祖母も絵を描いていた、祖母の様な絵が描きたいと夢見るところまで描かれたのにも関わらず、その後は特に何もなく、非戦闘員故に戦闘シーンには出てこれないのもあって終盤置いてけぼりを食らっていたのはやや残念。予告の第一声が久美だったのでエンドロール見るまで彼女が主人公だと思ってたせいもあるか。
何か腹に一物抱えていそうな感を出していながらも今回のエピソードだけでは特に何もしなかった人物がいたり、とにかくあと何話か欲しくなるアニメでした。
そういえば主題歌がキズナアイだった。ライブシーンにもチラッと3Dモデルのキャラが一人だけいたけどあれもVtuberなのかな?