うーはここで色々かくつもり

しがない学生。二次元が理想過ぎて三次が見れない。作家になる為日々精進。

ヒーローになれたら【SHAZAM!・感想】

f:id:you101611:20190420152036p:plain

 ジョーカーカッコいいですね。演出が凄い凝ってて原作やりたくなる…。DLC発表される前から時間さえあれば買おうと思ってるんですが。P3P4の要素まであって拘ってんなあ。

 いきなりスマブラの話から入ったんですけど、最近全然プレイできてない。元々ヘタッピなんですけどあまりにやってなすぎて、ジョーカー実装された試しで友人と対戦したらボコボコのボコにされて笑う。いやもともと勝てないんですけど。

 やるゲームやりたいゲームはいっぱいあるんですけど、いよいよ新年度始まっちゃってますますやる時間がねえ。その上読もうと買った本のストックも貯まる貯まる。

 忙しいけど映画は観るぞお!ということで今週も映画館へ行きました。

f:id:you101611:20190420152747p:plain

 「SHAZAM!」観ました。

 スーパーマンバットマン、最近の映画だとアクアマン(先週はいっぱい映画観ました。【Aquaman・爆音上映Kingsman: The Secret Service・感想】 - うーはここで色々かくつもり)が代表的なアメコミ出版社・DCコミックスのスーパーヒーロー「シャザム」を主役とした映画。ですが元々はフォーセットコミックスというDCとは別の会社のキャラだったり、名前も「キャプテン・マーベル」だったり、歴史のあるヒーローでしかも強い。アメコミ勉強し始めた頃シャザムで調べてるのにWikipediaの記事名が「キャプテン・マーベル(DCコミックス)」なの凄い混乱した。でもMarvelの方(にゃーにゃー【Captain Marvel・感想】 - うーはここで色々かくつもり)とはあまり関係ない。

 1974年、父兄から疎んじられていた少年サデウス・シヴァナは、父の運転する車内から突如謎の神殿に飛ばされ、魔術師を名乗る老人シャザムに出会い、魔術師の力を受け継ぎ後継者となることを迫られる。しかし、魔術師の封印する七体の魔物に唆され「魔法の目」を手に取ろうとしたことで純粋な人間でないと見做され、シヴァナは力への欲求だけをそのままに追い出されてしまう。時は飛んで現代、幼少期に母とはぐれて以来孤児となったビリー・バットソンは、里親に引き取られる度に逃げ出して母を探しに行ってしまう問題児であった。再び確保されたビリーは、他に4人の孤児を養育している里親夫妻に引き取られることとなった。中でも孤児の一人フレディ・フリーマンは足が不自由で、いじめっ子に目をつけられていたが、不意にフレディを助けたビリーはいじめっ子から逃げる為に地下鉄に乗り込んだ。すると地下鉄は謎の神殿へと転移し、ビリーは老魔術師と出会う。すると老魔術師はビリーに自分の力を継ぐように告げる。渋々従うビリーに対して老魔術師は言う、「Shazam」と唱えろ、と。

 予告からも分かる通り、かなり明るめの雰囲気でコミカルな場面が多い映画ではあったのですが、物語の筋は意外と真面目でシリアスとコメディの配分が良い塩梅の映画でした。主人公が子供というのもあってふざける時はとことんふざける。スーパーパワーを得たらこんなことしてみたいというのを大体実現するし、でも姿は体格のいい大人というのが笑いを誘う。更に、いわゆるサイドキック的な立ち位置のフレディと共に遊び半分でいるのが微笑ましい。それに対してDC市民もスゴイ好意的なのが印象的。シャザムが人気者になっていく経緯も、Youtubeに動画を投稿したり今どきだなあと。

 だが一方、ストーリーは結構良い話。テーマは「家族」のようでビリー、シヴァナ共に様々な家族の様子が描かれるのですが、ビリーの新しい「家族」が本当に良い人たちで良かった…。ビリーが力を得たことから早くに仲良くなったフレディを始めとして、大家族なのに出番のない兄弟がいない。見ている内に「あ、これファミリー映画だ」と気付く。

 特筆すべきは主人公ビリーの二面性。生き別れた母を追い求め続けるビリーはなかなか人に心を開かず、口数も少ない。新たな里親に引き取られてもそこを自分の空間だとなかなか認められないでいる。それがヒーローに変身すると打って変わってお喋りになり、子供らしい部分が前面に出てくる。元の姿の方が大人っぽいとすら見えてくるのですが、きっとシャザムの姿のときの方が本来の彼で、普段は抑圧してしまっているのでしょうね。そんな彼も「自分の家族がどこにあるか」について定まることとなる。なかなか辛いシーンでしたが、それだけに里親兄弟良い人たちでホントに良かった。

 原作再現についても完璧だったと思います。ちょっとしたところで言えば母子の思い出のシーンに虎が出て来たり(思い返せばこれも母との別離に良く作用している)、他にもあれやこれや…。これ見れたらいいなあと思っていたのが大体出てくる。しかも、それを予告で見せていなかったのがサプライズに繋がっていて良かった。前々から予習していただけにかなりイイ感じに鑑賞出来た気がする。

f:id:you101611:20190420170350p:plain

入場特典貰いました。

 期待通りに笑えて、想像以上に面白い映画でした。例によってこの作品も最後のエンドロールのあとにまた映像があるので劇場が明るくなるまで立たないように。

 ジョーカー単独映画も発表されたし、DC作品ももっと観るぞお。

f:id:you101611:20190420171156p:plain

イイものを得た。

往け。【Pokémon GO 4月イベント・日記】

 どうも、きんぱつびしょうじょポケモントレーナーです。

 ポケモンGO、何気に人気が長く続いてますよね。知人の学生たちを見るとそうでもなさそうなのですが、レアなポケモンのレイドバトルだったりイベントだったりがあると何処からともなくスマホ片手に人が集まって来る。

 友人の影響もあって、ぼくもここ数か月は割とちゃんとプレイしてる気がするので、日記がてら近況報告をしていく。

f:id:you101611:20190414232634p:plain

去年の6/21 ヨーギラス・コミュニティデイのときから本格的にやり始めたみたいです

f:id:you101611:20190414232536p:plain

10/21 ダンバル・コミュニティデイ

f:id:you101611:20190414232840p:plain

11/10 ヒノアラシ・コミュニティデイ

f:id:you101611:20190414233005p:plain

12/2 コミュニティデイ

f:id:you101611:20190414233415p:plain

同日 クレセリア

f:id:you101611:20190414233218p:plain

2/24 パールル・コミュニティデイ

f:id:you101611:20190414233641p:plain

3/23 キモリ・コミュニティデイ

f:id:you101611:20190414233721p:plain

メルタンもやらせてもらいました

 6月のコミュニティデイで初参加して、10月からはほぼ毎月やってたのか…。

 ということで四月のイベントもちょこちょこやってました。

f:id:you101611:20190414234006p:plain

現在も発生中のギラティナレイド。今のところ5体捕獲できてます
  • 4月7日 Special Weekend

 アンノーンS・V、ヒノアラシサイホーン、エレブー、ブーバー、イーブイグライガー、そして同時に虫ポケモンのイベントも発生していたので、ストライクも出現。ヒノアラシイーブイは以前コミュニティデイで捕まえたので、他のポケモンを中心に集めました。

f:id:you101611:20190414234908p:plain

やっとメタルコートを消費できた

 パールルの時からイベント後に交換しまくって更にアメ稼ぎとキラポケモンを粘るようにしているのですが、これがかなりイイですね。もうキラじゃないポケモン育てられないや。

f:id:you101611:20190414235209p:plain

いっぱいキラ出しました

f:id:you101611:20190414235300p:plain

メルタンのキラも出た

f:id:you101611:20190414235334p:plain

交換回数に上限なんてあるんですね!

 キラポケモンにしたのは良いんですが、エレブー、ブーバー、サイホーングライガーとほとんどが進化に「シンオウのいし」を必要とするため、未所持のぼくには何も出来ない…これから毎日バトルやってこつこつ稼ぎます…。

f:id:you101611:20190414235626p:plain

後日進化させられました!

f:id:you101611:20190414235713p:plain

つい数時間前にエレキブル

f:id:you101611:20190416092105p:plain

追記: ブーバーンも進化できました

 スペシャルウィークエンドは初めて参加しましたが、スポンサー協力のイベントだけあって余裕をもってプレイできるのはいいですね! サーバーの不調も数十分で治まりましたし。

 ホウエン地方のドラゴンタイプ、タツベイが出現するイベント。恒例の鯖落ちを見越して大都市から少し離れたところで参加したのですが…。

f:id:you101611:20190415000126p:plain

後半は気持ち悪い程出ました。

f:id:you101611:20190415000315p:plain

色違いタツベイ

f:id:you101611:20190415000415p:plain

かなり強めのギラティナが手に入りました

f:id:you101611:20190415000454p:plain

タツベイもほぼ理想のキラ個体が出て満足

f:id:you101611:20190415000546p:plain

結果として良い感じにタツベイゲットできました。

 あ、最近個体値判定にPoke Genie使い始めましたけど凄い便利ですね。Android版はポケモンGOアプリの上から個体値判定やニックネーム生成まで勝手にやってくれるので、これからもっと捗りそう。

 ポケモン剣盾出るまでの間はGOでポケモントレーナーやっておきます

飛び地じゃない【翔んで埼玉・感想】

 どうも、生まれも育ちも23区の東京都民です。

 グローバリゼーションが進む今日、全国各地から様々な人が集い来る首都東京の学校、会社、その他の集まりで、誰でもできる容易な会話の題となることの多いのが「出身地」。互いの故郷を比較し、先入観やイメージで批評して各々の自尊心や帰属意識を高める営み。殊に東京では、「関東人であるか否か」「東京都民であるか否か」「23区民であるか否か」「都心部の市民であるか否か」は、ある種その空間でのカーストを決定し、NOTに分類される多くの人間は残された少数を羨望の目で見る…更に言えば逆のパターンもあり、例えば「西東京市は東京じゃない」だとか「池袋は埼玉の領土」だとか「練馬は実質埼玉」だとか(練馬区はれっきとした東京23区の一つで埼玉扱いは誤りでしかないのだが)、東京の中でさえ人々は争い合う。しょうもない話題ではありますが、それでも人々は東京に住まいを設けようとするのです。

 センシティブな民族問題、センセーションな格付け争いをテーマに、本日は社会の勉強の時間です。

f:id:you101611:20190413020807p:plain

 「翔んで埼玉」観ました。原作の漫画が少し前に話題になってましたね。
 いやさあ、こんなの面白いに決まってるじゃん!ww 予告見てああ面白そうだなと思ってたのですが、きっと長い事上映してるだろうし他の観たい映画観ていって、見るのが無くなったら観ようと取っておいてました。ちょうど大学の教授がこの映画の事を珍しく楽しそうに喋ってたのもあって。

 埼玉県。知っての通り「ださいたま」だの「海無し県」などと揶揄されるこの県には、ある都市伝説が存在した。19××年、当時の埼玉は東京から酷い差別を受けており、埼玉県民は通行手形が無ければ都内に入ることすらできなかった。そんな時代の東京の学校である白鵬堂学院にアメリカ帰りの美男子、麻美麗が入学する。学院の生徒会長にして都知事の息子である壇ノ浦百美は彼を快く思わないでいたが、それを意にも介さない麗の華麗な立ち振る舞いにいつしか恋心が芽生える。だがしかし、実は麻美麗は「埼玉解放戦線」のメンバーであった…!

 作中、事あるごとに埼玉(と千葉)(とついでに茨城群馬栃木)がディスられまくるんですが、あるある過ぎてずっと笑ってた気がする。劇場も笑いが絶えなかったし。こんな言いたい放題言われる映画を許しちゃう埼玉県民、懐が深いなあ…。

 学院のランク分け、練馬区民はどのクラスなんですかね…!? きっとD組くらいには入ってますよね23区だし…。「埼玉県民にはその辺の草でも食わせておけ!」って言われて酷い社会だなあなんて思ってたら、埼玉県民もホントに草食おうとした辺りとか草。狭山市狭山茶を推しなさいよ狭山茶を池袋に潜伏する埼玉県民とか、海への熱望を拭いきれない埼玉県民とか、埼玉を潰そうとする千葉県民とか、ステレオタイプなイメージを面白おかしく弄るの、そしてこういうのが楽しく観られるの、まさに自由な表現でよろしい。

 (百美役が女優の二階堂ふみだとはいえ)やってることがボーイズラブなのも面白いですね。男同士のやけに濃厚なキスシーンとかありましたけど、埼玉いじりが衝撃強くて他の部分は凄いフラットに観られる。

 物語としては埼玉いじりに留まらず、ちゃんと納得行く展開に落としたのも良い。いや笑ったけど。

 そして、途中で芸人のはなわが埼玉ポーズしてる写真が写ったので「佐賀は?」と思ったら主題歌はなわだったのかよwww しかもこの主題歌がまた面白い。

 最初から最後まで笑って観られる映画でした。日本人なら広く分かるであろう映画なのが強い。で、ホントに埼玉県民も笑って観られるんですよね…?

 

 最後に、練馬区は東京だぞ!

f:id:you101611:20190413032308p:plain

蒼銀、他の型月作品に無い美の表現がなかなかに良い

 平成最後の4月13日おめでとう。そういえば、狭山茶って半分以上入間市で作られてるらしいですよ。

自由にあれ新生活【LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-・感想】

 平成最後の4月10日おめでとうございます。

 面白そうなのが流行ってたので、好きな映画の好きなシーンをつくるきんぱつびしょうじょ。

 

 

 それはそれとして、なんかのほほんとしてたら私も新年度始まってたで候。決まったスケジュールで動かないといけないの、嫌だねえ。いや本当に。一気に自分のやりたいことが出来なくなるのがツラミ。まだやり残しがいっぱいあるよお。

 己の生活リズムと精神を保つために今週も映画を観る。

f:id:you101611:20190410122057p:plain

 「LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-」観ました。最近割にアカデミックな映画鑑賞に寄っていたので、アニオタ向けの映画を観て調整していく。

 「平成最後の劇場オリジナルアニメ」と銘打たれた映画作品。平成最後、おめでとう!

 4月、京都の大学に進学して新生活をスタートした本天沼久美が亡き祖母の残した家屋の戸を開けると、そこには謎の少女たちが住み着いていた。魔王討伐の為に異世界から転生して来た勇者一行を名乗る三乃ハラミ、舞坂舞、草薙・K、アーネリア。更にかつて彼女らと対峙した魔王ヴァルヴァランも力を失った11歳の無垢な少女らんとして転生していた。勇者一行と元魔王は転生の際に散逸した『魔王の欠片』を回収、更にその『魔王の欠片』の引き起こす事件を解決する使命を帯びていた。しかし、それはそれとして彼女らはこの世界での自由で平和な生活を満喫していて…。

 難解という訳ではありませんが、転生云々の部分に関してはオープニングでダイジェスト的に流れるだけなので、観る前に公式サイトでも読んで確認しておくのもいいかもですね。

 流行りの異世界転生もの…ではなく逆異世界転生。約1時間の尺で、前半舞台の設定、後半1エピソードという塩梅。勇者たちの戦いと自由な生活との折り合いと元魔王の夏休みが大きな題としてある。その両方に、一行の中で唯一犬の姿に転生させられたアーネリアが抱く不安についてが中心に語られる。この手の作品としてはありがちながらも、このあたりの勇者一行と元魔王の描写は結構丁寧。特に元魔王・らんのキャラクターについては、集めているのがかつての自分の力というのもあって、この映画の先にある「欠片を集め終わった時」にこそ動かしていて面白い人物になりそう。今作の中で一つのゴールとして提示されている「魔王の欠片を全部集めたらどうなるか?」まで観てみたいストーリーとキャラ設定だった。

 それだけに、やはり1時間という尺は短く感じた。先述の転生云々に関してに加えて、勇者一行を面倒見ているパンピーの久美がやや薄味。彼女が絵の勉強をしていることが語られ、後半のエピソードの導入になる。その上、亡くなった祖母も絵を描いていた、祖母の様な絵が描きたいと夢見るところまで描かれたのにも関わらず、その後は特に何もなく、非戦闘員故に戦闘シーンには出てこれないのもあって終盤置いてけぼりを食らっていたのはやや残念。予告の第一声が久美だったのでエンドロール見るまで彼女が主人公だと思ってたせいもあるか。

 何か腹に一物抱えていそうな感を出していながらも今回のエピソードだけでは特に何もしなかった人物がいたり、とにかくあと何話か欲しくなるアニメでした。

 そういえば主題歌がキズナアイだった。ライブシーンにもチラッと3Dモデルのキャラが一人だけいたけどあれもVtuberなのかな?

f:id:you101611:20190410134413p:plain

入場特典。

f:id:you101611:20190410134520p:plain

草薙・Kでした

 

f:id:you101611:20190410134609p:plain

椿屋珈琲店のメイド服好きなんですけど、もしかして制服変わっちゃったりした…?