うーはここで色々かくつもり

しがない学生。二次元が理想過ぎて三次が見れない。作家になる為日々精進。

加熱濃縮された素材の味【プロメア・感想】

 時間があるので映画を見ようと思っていたはずが、上映スケジュールを見ている間に映画を観るために時間を空けていたきんぱつびしょうじょ。観たい映画がいつもの映画館ではやっていなくて、いつもと違う映画館でレイトショーを観るのが一番手頃だったりする。

 ということで映画を観るために時間を作ってきました。前日にはIMAXでエンドゲームを観たので2日連続映画鑑賞となっている。そちらの話も書きたいのだが、今日は別のおはなし。

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 『プロメア』観ました。

 突然変異で誕生した炎を操る人類「バーニッシュ」、彼らの出現により地球の半分が焼失した。それから30年、未だ続くバーニッシュによる火災事件に対応する高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」に属する新人隊員ガロ・ティモスは救命活動の最中に、過激派バーニッシュとして知られる「マッドバーニッシュ」と遭遇する。ガロは消火の象徴たる「マトイ」を駆使して、マッドバーニッシュの首魁リオ・フォーティアと対峙する。

 という冒頭の戦闘シーンがYoutubeに公開されてます。

 『キルラキル』や最近だと『SSSS.GRIDMAN』で知られるアニメ会社・TRIGGERのオリジナル作品。それもあって、キャラクターのキメ顔バーンって映して、ロボットの見得ドーンって見せて、そこから目にも止まらぬアクションシーンが繰り広げられる、という流れを2時間繰り返しやるので、上の公開部分なんてまだまだ序の口。前日寝られなかったせいで眠くて仕方なかったのですが、始まった途端一気に眠気が吹き飛びました。見得のシーンでは必ずデカイ文字が出てきたり、炎の表現に多く見られる独特な色合いや構図、決めのシーンなどグレンラガンとかキルラキルとか、監督の味付けが強い。

 シナリオも実は結構重めな世界観で終盤にどんでん返しが待つ、言ってしまえばTRIGGER作品お馴染みのもの。主人公・ガロの行動力もあってかなりテンポ良く話が進む。2時間の映画に濃縮しているのでアクションもシナリオもとにかく濃厚。胃もたれしそうな濃さだけど、スピード感もある。

 特筆すべきは劇中曲でしょう。ガンダムUCなどで知られる澤野弘之の手がけた楽曲がアクションシーンで常に流れているのですが、これがとにかく格好いい。ガンダムNTでもボーカルありの澤野音楽が戦闘シーンで流れていましたが、それよりも凄くノれるアクションシーンになっていたのが心地良い。というか先週観たカバネリも音楽は澤野氏でしたね。今回の澤野音楽は特に好きだった。Superflyの主題歌『覚醒』も要所で流れてこれまたノリがいい。

 ガロの声優が松山ケンイチなの、エンドロールまで気付かなかった(ポスターをちゃんと見ていない)。今回メインキャスト3人の中の人が皆上手なのも良かったです。

 久々に予習の必要がないアニメ映画を観ましたが、2時間とにかく楽しい映画でした。好きな人はとにかく好きなやつ。

 

 入場特典貰いました。

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 入場特典にはオリジナルムービーの前日譚「ガロ編」のシリアルコードが同梱。

 こちらは、ガロがバーニングレスキューに入隊した頃の初陣のエピソード。映画本編と同じく熱い火消しが観られるので、これが3回しか観れないのがツライ。7月31日まで再生可能。

 

 グレンラガン、最初の数話しか観られてないのでこれを機に観ておきたいですね。